令和6年
7月13日土−9月8日日
千葉県立美術館
+千葉みなとエリア
アーティストと地域住民、
来場者による2ヶ月間の航海
古代日本語で、海はワタ、風はシ。海風はワタシであり、あなた。展覧会「海風」はワタシであり、あなたの展覧会。
千葉県立美術館は、開館50周年を記念して、千葉県出身の現代アーティスト・五十嵐靖晃による回遊型美術展覧会「海風」を開催します。
五十嵐は、人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開しています。
東京湾を臨む千葉みなとの美しい港湾に位置する千葉県立美術館。本展では、美術館の建築空間を生かした新作インスタレーション、収蔵作品とのコラボレーション、五十嵐の活動のドキュメント展示で構成する館内展示に加え、千葉みなとエリアをフィールドとして屋外に作品を展示することで、この土地の魅力を明らかにし、かつての海の上であった埋立地に新たな文化を創造しようとするものです。
また、本展は、参加型のアートプロジェクトです。ボランティアサポーターの「海風クルー」をはじめ、地域住民、近隣の小学生、一般参加者と共につくり、来場者の参加によって完成します。本展に参加し、埋立地に吹く「海風」を感じてみてください。
令和6年度開館50周年記念特別展 PROJECT UMINOUE「五十嵐靖晃 海風」
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開催期間
令和6年7月13日(土)− 9月8日(日)
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開館時間
午前9時~午後4時30分(金・土曜日及び休前日は午後7時30分まで・入場は閉館の30分前まで)
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開催場所
千葉県立美術館(千葉県千葉市中央区中央港1-10-1)+千葉みなとエリア
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休館日
月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
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入場料
一般1000円(800円)、高校・大学生500円(400円) ()内は20名以上の団体料金、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
1978年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。人々との協働を通じて、その土地の暮らしと自然とを美しく接続させ、景色をつくり変えるような表現活動を各地で展開。アートとは「自然と人間の関わりの術」であると考える。2005年にヨットで日本からミクロネシアまで約4000㎞を航海した経験から“海からの視座”を活動の根底とする。代表的なプロジェクトは、樟の杜を舞台に千年続くアートプロジェクトを目指す福岡県太宰府天満宮での《くすかき》(2010~)、漁師らと共に漁網を空に向かって編み上げ土地の風景をつかまえる《そらあみ》(瀬戸内国際芸術祭2013・2016・2019)ほか、南極にて子午線を糸に見立て世界各地の人と組んだ紐で共に凧を揚げる《時を束ねる》(南極ビエンナーレ2017)、古くから伝わる民間信仰をアート作品として再構築し後世に受け継いでいくことを目指す《海渡り》(熊本県/つなぎ美術館/2021~)など。
エリアマップ
千葉県立美術館を中心とした千葉みなとエリア一帯で開催!
地域連携プログラム対象施設情報
展覧会会期中に対象施設を利用し、レシートや半券を美術館総合受付でご提示いただくと、海風オリジナルステッカーをプレゼントします。
みんなの糸玉募集/五十嵐靖晃《糸の星》 10000個の糸玉で美術館に満天の星空をつくろう
《糸の星》は、1000個の糸玉の星をみんなでつくり、千葉県立美術館に満天の星が広がる空間を創出するプロジェクト。糸玉を巻くと、まんまるだったり、歪んでいたり、カチカチだったり、ふんわりしていたり。同じようで少しずつ違う一つ一つの糸玉は、その人らしさが形になり、まるで一人一人そのもののようです。それらを宙に浮かべたら、宇宙に浮かぶ無数の星々のように見えてきます。千葉には古くから北極星と北斗七星を宇宙の中心として神格化した妙見信仰があり、また「妙見様が海に入らないと漁がない」と言われるほど、星は千葉の漁師たちからも信仰されていました。糸玉の星をつくる時は、指先に糸を感じながら、心と向き合う時間を楽しんでみてください。そして展覧会がはじまったら、満天の星の中から自分の星を見つけに、かつて夜空を見上げた人たちの眼差しを重ねに来てみてください。
参加方法
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1.《糸の星》をつくる
好きな糸をぐるぐる巻いて、糸の玉を作つくります。材料 … アクリル糸、毛糸、ビニール紐など好きな素材( 植物は不可、人に危害を加えない素材に限る)
サイズ … 5~10cm
重さ … 150g以下 -
2.《糸の星》を美術館に届ける
- 受付方法
- 郵送または美術館総合受付前の専用ボックスにご持参ください。
- 送付先
- 千葉県立美術館「糸の星」係
〒260-0024 千葉市中央区中央港1-10-1 - 問合わせ
- TEL 043-242-8311
- 締め切り
- 6月21日(金)まで
- 送料は各自でご負担ください。
- 制作した糸玉は返却しません。
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3. 展覧会で自分の星を見つける
令和6年度開館50周年記念特別展
PROJECT UMINOUE
五十嵐靖晃 海風
7月13日(土)~9月8日(日)- 入館料が必要です。
ブログ
アーティスト五十嵐靖晃による海風プロジェクトの進捗や想いなどをご紹介。
オープニングイベント
わたぶね出航式
2か月間のはじまりを告げるセレモニー。
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日時
2024年7月13日(土)10:00~13:30(受付開始:9:30~)
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会場
千葉県立美術館第7展示室
要入場料・事前申込不要
そらあみ掲揚式
《そらあみ》を空に掲げる瞬間をお披露目します。
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日時
2024年7月13日(土)14:00~15:00
※天候により変更の可能性があります。 -
会場
さんばしひろば
参加無料・事前申込不要
トークイベント
風を掴む −アートで現代を航海する−
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日時
2024年8月11日(日)14:00~15:00(受付:13:30~)
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登壇者
日比野克彦(東京藝術大学学長)×五十嵐靖晃
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会場
千葉県立美術館講堂
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定員
160名
※聴講無料・事前申込制・先着順 - お申し込み
風を読む −埋立地に文化をつくる−
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日時
2024年8月17日(土)14:00~15:30(受付:13:30~)
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登壇者
楠本智郎(つなぎ美術館学芸員)
小林裕美(千葉県立中央博物館上席研究員)
東健一(印西市立印西中学校教頭)
鈴木年樹(千葉市海まつり協議会会長) -
会場
千葉県立美術館講堂
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定員
180名
※聴講無料・事前申込制・先着順 - お申し込み
風を熾す -アートで社会を動かす-
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日時
2024年8月24日(土)14:00~15:00(受付:13:30~)
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登壇者
北川フラム(アートディレクター)×
五十嵐靖晃 -
会場
千葉県立美術館講堂
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定員
160名
※聴講無料・事前申込制・先着順 - お申し込み
- 各回申込はイベントの1ヶ月前から開始。
フィナーレイベント
こども御浜下り×海風フィナーレイベント《わたぶね》
海風の物語を未来へ伝えるため、綿の種を海へ届けるフィナーレイベント
※詳細は美術館HPをご確認ください。
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日時
2024年9月8日(日)
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会場
千葉ポートパーク